ブログ
1on1で“フィードバックコーナー”をつくろう【1on1ポイント講座】
― 指摘も、成長のきっかけに変える ―
1on1の時間、皆さんはどんな話をしていますか?
日々の仕事の振り返りや悩みの共有、将来のキャリアについて…
そのどれもが大切ですが、「フィードバック」に特化したコーナーを設けると、
より深い対話が生まれ、チームの信頼関係づくりにもつながります。
今回は、「ちょっとした指摘」の伝え方・受け取り方について、
1on1で実践できるポイントをご紹介します。
フィードバックに“定位置”をつくる
1on1の中に、毎回「フィードバックの時間」を少しだけ設けてみましょう。
たとえば、毎回の終わり5分間を
「フィードバックコーナー」として設定するのもおすすめです。
このように“枠”としてあらかじめ設けておくことで、
メンバーも構えることなく、「今日はどんな話があるかな」と受け入れやすくなります。
さらに効果的なのが、上司からのフィードバックだけでなく、
メンバーからも上司へフィードバックを行う双方向の形式にすること。
一方通行ではない対話は、心理的安全性を高めるうえでも有効です。
「自分も意見を伝えていいんだ」という感覚が、
チーム全体の風通しを良くしていきます。
指摘のフィードバック、3つのポイント
とはいえ、特に“指摘”を含むフィードバックは、
伝える側も受け取る側も、少し慎重になりますよね。
そこで、より前向きに活かすための3つのポイントをご紹介します。
①「行動」と「自分」を切り離して考える
フィードバックは“行動”についての指摘です。
でも、つい「自分が否定された」と感じてしまうことも。
伝える側は、「言動についての話であって、あなた自身を否定しているわけではないよ」
という安心感を添えるようにしましょう。
受け取る側も、「これは私の行動へのフィードバックなんだ」と意識してみてください。
② 否定ではなく、改善への提案として伝える
「ここがダメだった」ではなく、
「こうなるともっと良くなる」という視点で伝えると、受け入れやすくなります。
原因を探るより、「どうなりたいか」に焦点を当てることで、
自然と前向きな会話に変わります。
③ フィードバックを求めるときは“範囲を絞る”
漠然と「何かあれば教えてください」より、
「先ほどの説明の仕方についてだけフィードバックもらえますか?」
と具体的に聞く方が、相手も答えやすくなりますし、
自分にとっても欲しい情報が得られやすくなります。
指摘を能動的に求める姿勢は、成長を後押しします。
1on1が、フィードバックを育てる場に
お互いが安心して意見を伝え合える関係は、一朝一夕ではできません。
だからこそ、1on1の中に「フィードバックコーナー」を組み込んで、
小さな対話を重ねていくことが大切です。
「言いにくいことも言える」
「指摘が前向きなヒントになる」
そんな文化が根付くと、チームは自然と強くなっていきます。
今日の1on1、さっそく“コーナー”を取り入れてみませんか?
