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マネジャーと部下が話すこと【毒舌度☆☆☆】
何を話したらよいかわからない…
1on1ミーティングを実施しながらも、「意味がない」と言っている方々の文句?として、「何を話したら良いのかわからない」というのがあります。
また、緊急度の高い「業務の話」をしてしまうと、「別に1on1じゃなくてよくない?」という話になり、意味を感じられないケースがあります。
そうなんです。1on1ミーティングでは、業務そのものの話をする場所ではありません。わざわざ膝を突き合わせてしなくても普段から業務の話はしているはずです。
では何を話せばよいのか?
ここで一番お伝えしたことは、「1on1ミーティングは部下のための時間」であるということです。
つまり、部下のためになることであれば、正直何でもよいと考えます。もちろん、部下に「話してよかった」と思ってもらうことは必要なので、1on1ミーティングの最後には振り返りをしてもらうことが大事です。
わかってますよ。「なんでもよい」と言われるのが一番困るんですよね。

これは私の師匠でもある世古詞一氏が提唱しているすり合わせ9ボックスというものです。
時間として過去・現在・未来に、レベルとして組織・個人・業務のそれぞれ3つずつを掛け合わせ、合計9つのめっちゃ簡単にいうと「話すネタ」を提唱しているわけです。
例えばなのですが、個人レベル×将来だと「将来キャリア」。
「将来、どんな仕事をやっていきたいとか考えたことある?」ですよね。「〇〇という仕事に興味があります」と答えてくれれば「将来のことしっかり考えてるんだね。〇〇のどういったところに興味があるの?」とどんどん深堀りしていけば、部下は自分の将来のことを考えていくようになりますし、マネジャーも次の異動の際の参考にもなりますよね。
これでも「話すことない」って言えますか?