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1on1コンサル

SL理論で1on1をもっと“その人らしく”【1on1ポイント講座】

〜部下のタイプに合わせた関わり方のヒント〜

1on1ミーティングは、「その人に合わせた対話」ができる、とても魅力的な場です。けれど一方で、上司としては「一人ひとりにどう接すればよいのか?」という難しさを感じることもありますよね。

そこで今回は、「SL理論(状況対応型リーダーシップ理論)」を活用して、部下のタイプ別にどのように1on1を進めていくとよいかをご紹介します。

SL理論ってなに?

SL理論は、1970年代にハーシィとブランチャードによって提唱された「部下の能力と意欲」に応じてリーダーシップの取り方を変える、という考え方です。

部下の状態に応じて、次の4つのスタイルを使い分けていきます。

  • 指示型(S1):能力も意欲もこれから
  • 説得型(S2):意欲はあるけど、まだ能力が不十分
  • 参加型(S3):能力はあるけど、やる気がちょっと低下気味
  • 委任型(S4):能力も意欲も高くて頼もしい!

では、それぞれのタイプにどのように1on1で関わればよいのでしょうか?

タイプ別の1on1ポイント

S1:指示型(能力・意欲ともに低い)
この段階では、やり方が分からず自信が持てないことが多いため、まずは丁寧なティーチングが大切です。「こうすればうまくいくよ」とイメージを共有したり、できている点にしっかり目を向けて承認してあげることが、前向きな一歩につながります。

S2:説得型(意欲はあるけど能力がまだ)
やる気がある分、上司としても応援したくなりますよね。ここでは、進捗確認をしながら「なぜこの仕事が大事なのか?」という背景も伝えていきましょう。意欲を維持するには、目的への納得感がカギになります。

S3:参加型(能力はあるけど意欲が下がり気味)
「最近なんだか元気がないな…」と感じたら、このステージかもしれません。オープンな質問で本音を引き出し、モチベーションの低下の背景を一緒に探ってみましょう。必要があれば、目標の見直しやキャリアについての対話も大切です。

S4:委任型(能力も意欲も高い)
このタイプの部下には、細かい指示ではなく、大きな方向性の共有を。次のステップや成長の機会を一緒に考えることで、飽きずに挑戦し続けられるようになります。戦略的な視点での対話を意識するとよいでしょう。

まとめ:型を知れば、関係がもっと柔らかくなる

1on1は、対話の型を知ることで、もっとその人らしい時間に変わっていきます。SL理論は、そのためのよい道しるべ。部下の今の状態に応じた関わり方を選ぶことで、信頼関係も自然と深まっていくはずです。

ぜひ、明日の1on1から取り入れてみてくださいね。